紙について

紙はいつからある?起源と広がりを知ると紙の価値がもっと深まる!

紙について

紙はいつからあるの?知っておきたい『紙の起源』とその歴史

『紙』起源:エジプト説

紙の起源というと、紀元前3000年の古代エジプト期に使用され『paper』の語源にもなっている『パピルス紙』がよく挙げられるが、パピルス紙はパピルスの茎の髄を薄く削いで縦・横に重ねながらシート状に下のものであり、現在私たちが使用している紙とは構造や製造法が原理的に異なることから、紙の起源とは言い難いところがある。 
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『紙』起源:中国説

一般的に『紙』の始まりとされるのは中国・後漢の紀元前105年

和帝に使える蔡倫(サイリン)の発明によるものです。

原材料は木の皮や麻の切れ端、麻のぼろ、魚網などを原料とし、それまで中国で使用されていた木簡や竹簡などに比べると軽量せ筆記性に優れ取り扱いが簡便で安価に作ることができる画期的な技術でした。

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前漢時代にも麻紙など紙らしきものはあったが、記録材料として改良を重ねつつも今日に至るまで実用性を維持してきた『紙』の発明はやはり蔡倫の功績と言えます。
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株式会社立川紙業
五十嵐 広治(いがらし こうじ)

日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人

紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中

・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやyoutubeなどSNS運用による情報発信

全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて
紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。

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