商品紹介(どんな商品?)

脱フッ素で環境にやさしい『LFF耐油紙CoC』

商品紹介(どんな商品?)

LFF耐油紙CoCとは?フッ素不使用・通気性を備えた食品包装用紙【紙もっと!】

脱プラスチック、脱フッ素が叫ばれる今、包装紙も大きな変革期を迎えています。
そんな中登場したのが「LFF耐油紙CoC」。フッ素樹脂を使わずに油脂の染み込みを防ぎ、しかも紙ならではの通気性を残した特殊機能紙です。食品包装用途での直接使用が可能という点で、包装・印刷業界にとって注目の素材です。

「LFF耐油紙CoC」は、リンテック株式会社が製造しているフッ素樹脂を一切使用していない耐油紙です。 
従来型の耐油紙では多くがフッ素系樹脂を用いて油脂染み込み防止を行ってきましたが、環境規制の強化に伴って「非フッ素」「通気性維持」という新たな価値が求められています。
LFF耐油紙CoCは、“ポリラミネート加工をしなくても食品包装可能”という仕様が大きな特長です。 
また、FSC®森林認証紙としても提供され、環境配慮の観点からも評価されています。

特長・質感

LFF耐油紙CoCは色が白い(晒タイプ)と茶色の(未晒タイプ)があります。

  • 晒仕様:35 g/㎡(27kg)

  • 未晒仕様:40 g/㎡(31kg)
     

    【用途】
    ・食品包装(揚げ物、スナック、テイクアウト袋など)
    ・脱プラ・脱フッ素対応を求められる店舗・ベーカリー・飲食チェーン
    ・ラッピング用途・軽包装用途

フッ素化合物(PFAS)の規制強化

フッ素素材の耐油紙は、PFAS(有機フッ素化合物)規制への対応から、非フッ素の特殊機能紙に代替が進むと考えられます。
非フッ素製品は、耐油性や通気性を両立させ、食品の食感を保ちながら、脱プラスチックのニーズにも応えるとして、開発・販売が加速しています。 

・規制理由: PFASの環境残留性や人体への影響が懸念され、国際的な規制が強化

まとめ:こんな方におすすめ

  • PFAS・フッ素化合物の使用削減を目指す食品メーカー・飲食店

  • 脱ラミネート・脱プラスチックの包装を検討している方

  • 環境にやさしい耐油包装紙を導入したい印刷・資材担当者

株式会社立川紙業
五十嵐 広治(いがらし こうじ)

日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人

紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中

・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやyoutubeなどSNS運用による情報発信

全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて
紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。

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