写真やベタ面の色を、しっかり濃く見せたい。けれど光沢のあるコート紙では、照り返しが気になる——そんなときに候補になるのがディープマットです。富士共和製紙株式会社のマット質感のファインペーパーで、空気を内包しつつ剛度を保った紙質と、深くシックな色が持ち味。70kgから450kgまでの8段階の連量と、19色から選べます。この記事では、ディープマットの特徴、連量ごとの使い分け、カラーバリエーション、よくある疑問を整理します。
ディープマットとは?基本スペックと8段階の連量
基本情報
ディープマットは、富士共和製紙株式会社のマット質感のファインペーパーです。深みのある発色と、落ち着いたマットな手触りを併せ持ちます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | 富士共和製紙株式会社 |
| 分類 | マット質感のファインペーパー |
| 連量 | 70/100/135/180/220/265/360/450kg |
| 厚み | 0.11〜0.68mm |
| カラー | 全19色 |
| サイズ | A5/A4/A3/SRA3/B5/B4 |
| 主な用途 | リーフレット・ポスター・表紙・パッケージ |
ディープマットの特徴・質感

ディープマットの最大の特長は、色の深みです。写真やグラフィックの色が濃く、力強く再現されるので、印刷物の存在感をしっかり際立たせてくれます。
紙そのものの手触りは、柔らかく落ち着いています。表面はマットで、光を反射しすぎません。高級ブランドのツールやアートブックのように、質感で魅せたい印刷物に向いた一枚です。
紙質は、空気を内包しつつ剛度を保っています。ふんわりした厚みがありながら、コシは失われません。
ディープマットが選ばれる4つの理由




第一に、色が濃く力強く出ること。写真集やカタログなど、色の再現を重視する印刷物で、発色の深さが活きます。
第二に、手触りが柔らかく落ち着いていること。マットな質感なので、持ったときの印象まで上品にまとまります。
第三に、厚みがあってもコシがあること。空気を内包しつつ剛度を保った紙質で、厚手を選んでも重厚感のある仕上がりになります。
第四に、連量とカラーの選択肢が広いこと。70kgから450kgまでの8段階、全19色から、用途に合わせて選べます。
ディープマットのカラーバリエーション(全19色)
カラーは全19色です。白系から黒まで幅があり、商品ページではA〜Eの区分で表示されています。

| 区分 | 色名 |
|---|---|
| A色 | クリーム/ホワイト/ミストグレー/スノー |
| B色 | アッシュ/コルク/スコールグレー |
| C色 | カカオ/ストロー/チャコール/ローストナッツ |
| D色 | インディゴ/オリーブ/バーミリオン/ボルドー |
| D色 | マルベリー/ルージュ/シャドー |
| E色 | ブラック |
カラーチャートと実際の紙の色には差があります。色味はあくまで目安としてご覧ください。
ディープマットの活用シーン
ディープマットは、深みのある発色を活かせるDM・パンフレット・写真集・カタログに向いています。高級ブランドのツールやアートブックなど、質感で見せたい印刷物にも合います。厚手を選べば、パッケージ用途にも使えます。

ディープマットの連量の選び方|70kgから450kgまで
連量は70kgから450kgまでの8段階で、厚みは0.11mmから0.68mmです。大まかには、3つのグループに分けて考えると選びやすくなります。

| 連量 | 厚み | 選ぶ目安 |
|---|---|---|
| 70kg | 0.11mm | リーフレット・ポスター |
| 100kg | 0.16mm | リーフレット・ポスター |
| 135kg | 0.20mm | 表紙・ポストカード・タグ・DM |
| 180kg | 0.28mm | 表紙・ポストカード・タグ・DM |
| 220kg | 0.34mm | 表紙・ポストカード・タグ・DM |
| 265kg | 0.40mm | 高級感を出したいパッケージ |
| 360kg | 0.55mm | 高級感を出したいパッケージ |
| 450kg | 0.68mm | 高級感を出したいパッケージ |
迷ったときは、まず何に使うかを決めてください。面で見せるリーフレットやポスターなら70〜100kg、手に持って使う表紙やポストカードなら135〜220kg、立体物に仕立てるパッケージなら265kg以上、というのが出発点になります。
価格は税込で、70kgが1,846円〜、135kgが2,088円〜、220kgが2,427円〜、360kgが3,007円〜です。サイズと入数によって異なります。
ディープマットのよくある質問
Q. 連量はどのくらいありますか?
70kg、100kg、135kg、180kg、220kg、265kg、360kg、450kgの8段階です。
Q. 厚みはどのくらいですか?
70kgが0.11mm、100kgが0.16mm、135kgが0.20mm、180kgが0.28mm、220kgが0.34mm、265kgが0.40mm、360kgが0.55mm、450kgが0.68mmです。
Q. 色は何色ありますか?
スノー、ホワイト、クリーム、ミストグレー、スコールグレー、コルク、カカオ、チャコール、ローストナッツ、ルージュ、バーミリオン、ストロー、オリーブ、アッシュ、インディゴ、ボルドー、マルベリー、シャドー、ブラックの全19色です。
Q. サイズはどのくらいありますか?
A5(148×210)、A4(210×297)、A3(297×420)、SRA3(450×320)、B5(182×257)、B4(257×364)の6種類です。名刺サイズ(91×55)とハガキサイズ(100×148)の商品もあります。
Q. 1包の枚数はどのくらいですか?
70kgは30枚、50枚、100枚から選べます。連量やサイズによって異なるため、商品ページで確認してください。
Q. 価格帯はどのくらいですか?
税込で、70kgが1,846円〜8,162円です。連量・サイズ・入数によって異なります。
Q. どんな用途に向いていますか?
70〜100kgはリーフレットやポスター、135〜220kgは表紙・ポストカード・タグ・DM、265〜450kgは高級感を演出したいパッケージ用途に向いています。
Q. メーカーはどこですか?
富士共和製紙株式会社です。
まとめ:ディープマットはこんな方におすすめ
- 写真やグラフィックの色を、濃く力強く見せたい方
- マットな落ち着いた質感で、高級感のある印刷物をつくりたい方
- リーフレットからパッケージまで、1つの銘柄で厚みを使い分けたい方
- 全19色の中から、紙そのものの色も選びたい方
ディープマットの購入は紙の通販専門店「紙もっと!」で
ディープマットは、紙の通販専門店「紙もっと!」でご購入いただけます。連量・色・サイズ・枚数ごとの価格と在庫は商品ページで確認でき、全国へ発送しています。迷ったときは、用途から連量を決めると絞り込みが早くなります。

紙のソムリエ 五十嵐 広治(いがらし こうじ)
日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人
紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。
現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中
・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやYouTubeなどSNS運用による情報発信
全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて、紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。
