学校の図工や保育、POPやポスター、模型づくりまで——「とりあえず画用紙」で始まる場面は、紙のなかでもいちばん多いかもしれません。今回ご紹介するのは、日本製紙の画用紙。白色で水彩・アクリル・色鉛筆・クレヨン・マーカーまで受けとめてくれる定番の一枚です。連量は85kgから170kgまで6段階あり、描く・飾る・つくるの使い分けができます。この記事では、画用紙の基本スペック、選ばれる理由、連量とサイズの選び方、よくある疑問までを整理します。

画用紙とは?基本スペックと6つの連量
基本情報
画用紙は、日本製紙株式会社が展開する白色の画用紙です。規格表には「遊び心をくすぐる紙」のひと言が添えられています。学校関係でよく使われる一般的な白で、描画から工作、掲示物までこれ一枚でこなせます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | 日本製紙株式会社 |
| 分類 | 白色の画用紙 |
| 連量 | 85・95・105・125・155・170kg |
| 判型 | A5・A4・A3・SRA3・B5・B4 |
| 水性の画材 | 水彩・アクリル・ポスターカラー |
| 描画の画材 | 色鉛筆・クレヨン・マーカー |
厚さと連量の一覧
連量(kg)は、四六判1000枚あたりの重さを表す目安で、数字が大きいほど厚く、しっかりした紙になります。規格表に載っている厚みは次のとおりです。
| 連量 | 厚み |
|---|---|
| 90kg | 0.17mm |
| 105kg | 0.20mm |
| 125kg | 0.25mm |
| 155kg | 0.30mm |
| 170kg | 0.35mm |

紙もっと!の商品ページでは、85kg・95kg・105kg・125kg・155kg・170kgの6つの連量から選べます。厚みを正確に知りたいときは、規格表と商品ページを見比べてください。
画用紙が選ばれる5つのポイント
1. 画材を選ばない、一般的な白
画用紙は、学校関係でもよく使われるオーソドックスな白色です。水彩・アクリル・ポスターカラー・色鉛筆・クレヨン・マーカーでの描画に向いているので、画材をそろえ直さなくても使い始められます。
2. 6段階の連量で、用途に合わせて選べる
85kgから170kgまで6つの連量があります。軽やかなスケッチ向きから、立体工作にも耐える厚手まで、同じ画用紙のまま厚さだけを変えられるのが強みです。
3. 厚手を選べば工作・模型にも
155kg〜170kgの厚手は、模型づくりや立体工作、大きな掲示物に向いています。0.30〜0.35mmの厚みがあるので、折る・貼る・立てるといった作業でもたわみにくく、仕上がりが安定します。
4. 6つの判型をそろえた使いやすさ
判型はA5・A4・A3・SRA3・B5・B4の6種類。小さなカードから、A3のポスターまで、用途に合わせた大きさを選べます。
5. 印刷物の台紙・デザイン用途にも
画用紙というと描くための紙のイメージですが、名刺・パンフレット・パッケージ台紙・書籍・DMなど、デザイン性や質感が求められる印刷物にもおすすめされています。素朴な紙肌を、そのままデザインの一部にできます。




印刷加工のサンプル画像です。印刷機やインクとの相性が気になるときは、本番の前に少部数で試し刷りをしておくと安心です。
画用紙の連量の選び方|用途別の目安
迷ったら、「何に使うか」から逆算するのが近道です。紙もっと!の商品ページでは、連量ごとの用途を次のように案内しています。
| 連量 | 主な用途 |
|---|---|
| 85kg・95kg | スケッチ・軽工作・教材用 |
| 105kg・125kg | お絵描き・ポスター・掲示物 |
| 155kg・170kg | 模型作り・立体工作・大型掲示物 |
たとえば、教室で配るワークシートや下描きなら軽めの85〜95kg、作品として飾るなら105〜125kg、立てたり組んだりするなら155〜170kg、という使い分けです。
画用紙のサイズ展開|6つの判型と使いどころ
| 判型 | サイズ(mm) | 使いどころ |
|---|---|---|
| A5 | 148×210 | カード・小さな工作 |
| A4 | 210×297 | 定番・会社案内や教材 |
| A3 | 297×420 | ポスター・二つ折りの台紙 |
| SRA3 | 450×320 | ゆとりのある描画・掲示 |
| B5 | 182×257 | 学習・ノートに近い寸法 |
| B4 | 257×364 | 掲示物・やや大きめの描画 |
いちばん汎用性が高いのはA4です。写真やイラストと組み合わせて、ポスターや二つ折り(A4仕上げ)にしたいときはA3がインパクトを出しやすくなります。
画用紙の使いどころ
- 図工・お絵描き:水彩やクレヨンで、のびのび描く授業や教室に
- 掲示物・POP:色鉛筆やマーカーで描いた案内やポスターに
- 工作・模型:厚手の連量で、立体工作や模型の土台に
- 印刷物の台紙:名刺・パンフレット・DMなど、質感を活かしたい印刷に

お絵描きから掲示、工作、印刷まで、ひとつの紙で場面を横断できるのが画用紙のいいところです。
画用紙のよくある質問
Q. 水彩やマーカーで描いても大丈夫ですか?
水彩・アクリル・ポスターカラー・色鉛筆・クレヨン・マーカーでの描画に向いた画用紙です。
Q. どの連量を選べばいいですか?
スケッチや教材なら85〜95kg、お絵描きやポスター・掲示物なら105〜125kg、模型や立体工作、大型の掲示物なら155〜170kgが目安です。
Q. 連量の「kg」は何を表していますか?
四六判1000枚あたりの重さの目安です。数字が大きいほど厚く、しっかりした紙になります。
Q. いちばん厚い連量はどのくらいの厚みですか?
規格表では、170kgで0.35mmです。155kgが0.30mm、125kgが0.25mm、105kgが0.20mmとなっています。
Q. サイズはどんなものがありますか?
A5(148×210mm)、A4(210×297mm)、A3(297×420mm)、SRA3(450×320mm)、B5(182×257mm)、B4(257×364mm)の6種類です。
Q. 印刷にも使えますか?
名刺、パンフレット、パッケージ台紙、書籍、DMなど、デザイン性や質感が求められる印刷物におすすめされています。印刷機やインクとの相性は、本番の前に少部数で試すと安心です。
Q. 色のついた画用紙もありますか?
この画用紙は白色です。色画用紙をお探しの場合は、紙もっと!で取り扱っている「ニューカラーR(色画用紙)」もあわせてご覧ください。
画用紙の購入は紙の通販専門店「紙もっと!」で
画用紙は、紙の通販専門店「紙もっと!」でご購入いただけます。連量・サイズごとの価格と在庫は商品ページで確認でき、全国へ発送しています。迷ったときは、描くのか、飾るのか、つくるのかをいちばん先に決めると、連量の絞り込みが早くなります。

紙のソムリエ 五十嵐 広治(いがらし こうじ)
日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人
紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。
現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中
・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやYouTubeなどSNS運用による情報発信
全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて、紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。
