紙専門のECサイト『紙もっと!』の商品紹介!

MTA+-FSの特徴と使い方|写真が沈まないマットコート紙が選ばれる5つの理由

階調表現に富むMTA+-FS 紙専門のECサイト『紙もっと!』の商品紹介!

写真をきれいに出したいけれど、光沢のあるアート紙は照明が映り込んでしまう。かといってマット系の紙にすると、黒が浅くなって画面が沈んで見える。印刷用紙を選ぶとき、この二択で止まってしまうことがあります。

この記事では、紙の通販専門店「紙もっと!」で取り扱っている「MTA+-FS」について、特徴・印刷の出かた・厚さとサイズ・使いどころをまとめました。

MTA+-FSとは?

竹尾が三菱製紙に依頼してつくる高級マットコート紙

MTA+-FSの質感・素材感
MTA+-FSの画像

MTA+-FSは、株式会社竹尾のオリジナル銘柄として、三菱製紙株式会社が製造している高級マットコート紙です。「アート紙を超える紙」をめざして2010年に開発されました。

マットコート紙は、表面に塗工層を持ちながら光沢を抑えた紙です。MTA+-FSはその中でも階調表現に重きを置いた設計で、写真印刷をはじめ、書籍の本文用紙からステーショナリーまで幅広い用途に対応できます。

まずは基本情報を一覧で押さえてください。

項目内容
銘柄名MTA+-FS
分類高級マットコート紙
製造三菱製紙株式会社
オリジナル銘柄株式会社竹尾
開発2010年
連量90・110・135・180・200kg
厚み0.11〜0.29mm
判型A5・B5・A4・B4・A3・SRA3
入数30枚・50枚・100枚
厚さのバリエーションが豊富なMTA+-FS
MTA+-FSの規格表

MTA+-FSが選ばれる5つの理由

① 光沢を抑えたまま階調が沈まない

MTA+-FSの見本帳には「究極のマットフィニッシュ」と書かれています。マット系の紙は照明の映り込みが少ない反面、暗部が浅くなりがちですが、MTA+-FSは階調表現が求められる写真印刷を想定してつくられた紙です。ツヤを抑えながら、濃いところまで階調を残せます。

② 落ち着いた白が色をじゃましない

MTA+-FSは高い印刷適性と落ち着いた白を兼ね備えた紙です。白が強すぎる紙は、肌色や生成り系の色を冷たく見せてしまうことがあります。MTA+-FSの白は主張が控えめなので、乗せた色がそのまま出ます。

③ 90〜200kgの5段階で厚さを選べる

連量は90kg・110kg・135kg・180kg・200kgの5段階。厚みでいうと0.11mmから0.29mmまであります。同じ紙のまま、リーフレットの本文からパッケージまで振れ幅を持たせられるのは、シリーズで厚さが揃っている銘柄ならではです。

④ A5からSRA3まで6判型が揃う

紙もっと!では、A5・B5・A4・B4・A3・SRA3の6判型を扱っています。SRA3(320×450mm)は断裁の余白が取れるので、型抜きや箔押しを前提にした商業印刷にも回せます。名刺(91×55mm)とハガキ(100×148mm)のカット判も別に用意があります。

⑤ 30枚から買えるので試しやすい

入数は30枚・50枚・100枚。少部数のDMや会社案内なら、30枚単位で必要な分だけ手に入ります。厚さを決めきれないときも、候補をそれぞれ30枚ずつ取って刷り比べる、という進め方ができます。

MTA+-FSに印刷するとどう出るか

写真面はベタも網点も素直に出ます。ツヤで飛ばして見せるタイプの紙ではないので、第一印象は落ち着いていますが、近づいて見ると細かい階調が残っているのが分かります。CMYKの掛け合わせも濁らず、重なった部分の色がきちんと分かれて見えます。

光沢が少ないぶん、文字も読みやすくなります。写真と本文が同じページに同居するカタログや冊子で、どちらも無理なく成立するのがマットコート紙の強みです。

MTA+-FSの厚さ(連量)の選び方

連量と厚み、それぞれの向き先を一覧にしました。

連量厚み主な用途
90kg0.11mmリーフレット・冊子本文
110kg0.15mmリーフレット・会社案内
135kg0.19mmカード・ラベル
180kg0.26mm冊子の表紙・カード
200kg0.29mmパッケージ・紙製品

90kgと110kgは、軽くて加工しやすい領域です。ページ数のある冊子の本文や、折って配るリーフレットはこのあたりから選びます。

135kgと180kgは、手に取ったときに「しっかりしている」と感じる範囲です。カードやラベル、冊子の表紙に向きます。0.19mmと0.26mmは指先でもはっきり違いが分かる差なので、迷ったら両方触ってから決めてください。

200kg(0.29mm)はいちばん厚い設定です。カードやパッケージなど、紙そのものが製品になる用途向けです。

MTA+-FSのサイズと価格

判型ごとの寸法と、それぞれが得意な使い方です。

判型寸法得意な用途
A5148×210mmDM・プライスカード
B5182×257mmリーフレット・メニュー
A4210×297mm会社案内・サービス紹介
B4257×364mm二つ折りリーフレット
A3297×420mmポスター・二つ折り
SRA3320×450mm型抜き・箔押し加工

いちばん使われるA4判の税込価格は次のとおりです(2026年9月時点)。

連量30枚50枚100枚
90kg1,760円1,980円2,530円
110kg1,826円2,090円2,750円
135kg1,958円2,310円3,190円
180kg2,090円2,530円3,630円
200kg2,156円2,640円3,850円

A4の30枚なら、いちばん薄い90kgといちばん厚い200kgの差は400円ほどです。厚さで迷っているなら、価格よりも仕上がりの手ざわりで決めたほうが後悔しにくいと思います。

用途が広いMTA+-FSの活用シーン
MTA+-FSの活用イメージ

MTA+-FSのよくある質問

MTA+-FSはどんな紙ですか?

光沢を抑えた高級マットコート紙です。「アート紙を超える紙」をめざして2010年に開発され、階調表現が求められる写真印刷から書籍本文、ステーショナリーまで対応できるラインナップになっています。

メーカーはどこですか?

三菱製紙株式会社が製造しています。株式会社竹尾のオリジナル銘柄で、竹尾が三菱製紙に依頼してつくられている紙です。

厚さは何種類ありますか?

90kg(0.11mm)・110kg(0.15mm)・135kg(0.19mm)・180kg(0.26mm)・200kg(0.29mm)の5段階です。

どのサイズがありますか?

A5(148×210mm)・B5(182×257mm)・A4(210×297mm)・B4(257×364mm)・A3(297×420mm)・SRA3(320×450mm)の6判型です。

何枚から買えますか?

30枚からです。50枚と100枚の設定もあります。

名刺やハガキのサイズもありますか?

あります。名刺(91×55mm)とハガキ(100×148mm)のカット判を、いずれも90kgから200kgまで揃えています。名刺は100枚から、ハガキも100枚からです。

写真印刷に向いていますか?

階調表現が求められる写真印刷を想定して開発された紙なので、向いています。光沢で見せるタイプではないので、照明の映り込みを避けたい展示物やポートフォリオとも相性がいい紙です。

書籍の本文用紙にも使えますか?

使えます。90kgや110kgの薄手は書籍本文用紙としても想定されている厚さです。写真ページと文字ページが混在する本で、紙を切り替えずに1銘柄で通せます。

まとめ

・竹尾が三菱製紙に依頼してつくる高級マットコート紙
・光沢を抑えたまま、写真の階調を残せる
・落ち着いた白なので、乗せた色がそのまま出る
・90〜200kgの5段階、0.11〜0.29mmで用途を選べる
・A5からSRA3までの6判型と、名刺・ハガキのカット判
・30枚から買えるので、刷り比べてから本番に進める

MTA+-FSの購入は紙の通販専門店「紙もっと!」で

MTA+-FSは、紙の通販専門店「紙もっと!」でお求めいただけます。連量・判型・入数を選んでご注文ください。

紙のソムリエ 五十嵐広治

紙のソムリエ 五十嵐 広治(いがらし こうじ)

日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人
紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。

現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中
・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやYouTubeなどSNS運用による情報発信

全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて、紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。

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