商品紹介(どんな商品?)

カーボン紙なしで複写できる!感圧紙の特徴と活用シーンとは?

商品紹介(どんな商品?)

複写ができる仕組みとは?伝票や帳票に使われる『感圧紙』の特徴と使い方

『感圧紙(かんあつし)』は、筆圧や機械の圧力で複写ができる特殊な紙です。
いわゆる“カーボン紙不要の複写用紙”で、伝票や申込書、帳票類などに広く使われています。

上下の紙がそれぞれ化学反応を起こすコーティング層を持っており、書いた部分にだけインキのような記録が残るのが特長です。

◯感圧紙はA紙・B紙・C紙の3種類からなります。
A紙:紙の下面にマイクロカプセルが塗布してある。

B紙:紙の上面に顕色剤が塗布してあり、紙の下面にマイクロカプセ ルが塗布してある。
C紙:紙の上面に顕色剤が塗布してある。

ボールペンなどで上から筆圧をかけるとマイクロカプセルが破裂して、下の紙の顕色剤が反応することによって発色するのが仕組みです。



ちなみにB紙同士でも発色しますので4枚を重ねる場合はA紙・B紙・B紙・C紙と重ねることで作成することができます。

 

印刷適性と活用シーン

感圧紙はオフセット印刷・オンデマンド印刷いずれにも対応。以下のような場面で活躍します:

  • 領収書・納品書・請求書・契約書

  • 申込書・受付票・配送伝票

  • 小売・飲食・医療・行政などあらゆる業種で利用

  • タブレットやPCでのデータ出力後の控え紙対応

プリンター出力で手軽に業務の効率化・省力化に貢献します。

特徴と種類

  • カーボン紙が不要で、筆圧や機械圧だけで複写できる

  • 伝票や帳票などの業務用印刷物に最適

  • 表・裏・中用紙で構造が異なる(以下参照)

    A紙:50g・60g  
    B紙:50g・60g  
    C紙:50g・60g・80g・100gとラインナップ!

まとめ:こんな方におすすめ

  • 複写式の帳票や伝票を簡単に作成したい企業・店舗

  • カーボン紙を使わずに控えを残したい業務担当者

  • 申込書や受付票などの業務効率化を目指している方

  • 手書き入力と記録の両立を求める現場

プラスαでおすすめ

『紙もっと!』では感圧紙を簡単に使用できるセット販売も行っております。
またセットができる『セット糊』の販売もございますのでご利用ください!

株式会社立川紙業
五十嵐 広治(いがらし こうじ)

日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人

紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中

・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやyoutubeなどSNS運用による情報発信

全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて
紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。

タイトルとURLをコピーしました