名刺やカードを手に取った瞬間、指先に伝わる細かな凹凸。『ICHIMATSU』は、日本の伝統柄である市松模様をエンボスで表現したファインペーパーです。和の趣とモダンな幾何学感を併せ持ち、名刺やカードに他にはない個性を添えてくれます。今回は、ICHIMATSUの特徴と活用法をご紹介します。
ICHIMATSUとは?
「ICHIMATSU」は、洋の東西を問わず使われてきた伝統的な柄を、日本というフィルターを通すことで新たな雰囲気の柄へと進化させたエンボス調のファインペーパーです。正方形が繰り返す幾何学的な凸凹感が、指先からリズムとなって伝わり、想像力を刺激します。派手さで主張するのではなく、光の当たり方で表情を変える控えめな陰影が、和モダンな上質さを演出してくれる一枚です。

オンデマンド印刷適性とおすすめ活用法
ICHIMATSUはオンデマンド印刷に対応しており、市松模様のエンボスを保ったまま、写真やベタ、細かな文字までしっかり再現できます。エンボス紙でありながら発色も良く、凹凸のある紙面にインキがのることで、平滑な紙にはない奥行きのある仕上がりになります。箔押しなどの後加工との相性も良く、少ロットのブランディングツールにも使いやすい紙です。




厚さ・連量と用途

ICHIMATSUは3つの連量から選べます。用途に合わせて厚さを使い分けてください。
- 70kg:リーフレット、ポスターなど、折り加工のしやすさが必要な用途に
- 95kg:リーフレット、ポスター。70kgよりしっかりとした腰があり、DMにも
- 175kg:表紙、名刺、カード。厚みがあり、エンボスの立体感が最も引き立ちます
サイズはA4・A3・SRA3・B4をご用意。包装枚数は30枚・50枚・100枚から選べるため、小ロットの制作にも対応できます。
紙の風合いと色展開
市松模様のエンボスは、正方形が規則正しく並ぶ幾何学的なパターン。触れると指先に細かなリズムが伝わり、見る角度によって陰影が変化します。和柄でありながら図案が抽象的なため、和のデザインにも、ミニマルでモダンなデザインにも自然に馴染むのが魅力です。
カラーは全11色。ベーシックなA色5色(ホワイト/オフホワイト/ナチュラル/ライトオーカー/ソリッドグレー)、鮮やかなB色3色(グラスグリーン/マンゴーオレンジ/サンライズレッド)、深みのあるC色3色(マゼランブルー/ビラーブラウン/クリアブラック)が揃い、ブランドのトーンに合わせて選べます。

※カラーチャートと実際の紙の色には差がございますので、ご参考までにお願いいたします。
まとめ:こんな方におすすめ
- 和の趣とモダンさを両立させた名刺をつくりたい方
- 手に取った瞬間の「質感」でブランドを印象づけたい方
- エンボス紙でもオンデマンド印刷でしっかり発色させたい方
- 全11色からブランドカラーに合わせて紙を選びたい方
- 小ロットで高級感のあるカード・招待状を制作したい方


紙のソムリエ 五十嵐 広治(いがらし こうじ)
日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人
紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。
現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中
・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやYouTubeなどSNS運用による情報発信
全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて、紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。
