200色で表現力豊かなファインペーパー『タント』
タント(TANT)とは?
イタリア語でTANT『たくさん』を表す紙!
『タント』は、繊細なエンボス加工と豊富なカラーバリエーションが特長のファンシーペーパー。
光沢のないマットな質感で、印刷物に高級感ややさしい印象を与えます。印刷・加工・筆記など多用途に対応し、紙そのものの存在感を活かしたデザインに最適です。
豊富なカラー展開で多様なニーズに対応できるファインペーパーとして、1987年に発売されました。
2019年に新色を加えた全200色で構築された体系的なカラーチャートから、必要な色を選ぶことができます。

オンデマンド印刷適性とおすすめ活用法
トナー定着性も比較的良く、凹凸を活かしたシンプルなデザインや文字中心の印刷に向いています。
オンデマンド印刷でも写真の通り素晴らしい印刷の仕上がり!
風合いを活かした印刷物にはぴったり。
主な活用シーン:
名刺、ショップカード、案内状
DM、パッケージ台紙、ブランドタグ
招待状、メニューカバー、台紙など




厚さ・連量と用途
厚さのラインナップは70kgと100kgの2パターン
70kg:リーフレット・書籍の遊び紙
100kg:名刺、カード、ポスターなど

紙の風合いと色展開
表面に細かな凹凸を施した優しい手触り
マットで上品、光を抑えた質感
色展開:全200色(パステル~ビビッド、モノトーン系まで幅広く対応)
表面は少しエンボスがある特徴的な仕上がりですが、印刷のノリは良好です!
I (イルミナント):鮮やかに発色する蛍光色
F(フレッシュ):みずみずしく彩度の高い色
C(クリア):にごりなく透き通ったきれいな色
O(オフカラー):色味をおさえた繊細な色
P(ペール):やさしい印象のある淡い色
E(エコロジー):自然の息吹を感じる色
L(ライト):くもりのない明るい色
N(ニュートラル):タントの基準となる色
V(ヴィヴィッド):はつらつとした躍動感あふれる色
D(ダーク):しっかり色味を感じられる濃色
H(ヘヴィー):重厚感のある深い色
X(エクストラ ダーク):深い色を追求した特別な濃色
M(マイルド):調和しやすい中間的な色
G(グレーシー):グレーを含んだ上品な色
C(クリア):にごりなく透き通ったきれいな色
S(スタンダード):無彩色の標準的な色
Y(イエロイッシュ):うっすらと黄味を感じさせるやわらかな色
B(ブルイッシュ):わずかに青味がかったクールな色
R(レディッシュ):ほんのり赤味を帯びた暖かみのある色

まとめ:こんな方におすすめ
紙の質感と色で世界観を伝えたい方
オンデマンド印刷で印象的な名刺やDMを作りたい方
ブランドイメージを高めるタグや台紙をお探しの方

株式会社立川紙業
五十嵐 広治(いがらし こうじ)
日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人
紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中
・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやyoutubeなどSNS運用による情報発信
全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて
紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。