透明感が美しい『クラシコトレーシング』とは?
クラシコトレーシングとは?
『クラシコトレーシング』は、高い透明感となめらかな質感を兼ね備えたトレーシングペーパーです。
薄くて透ける素材ながら、しっかりとしたコシがあり、幅広い用途に使える高品質な半透明紙として人気があります。
紙そのものが光をやわらかく通すため、重ねて使ったり、印刷物の上に乗せたりするだけで、奥行きや高級感を演出することができます。


印刷・加工適性とおすすめ活用法
- オンデマンド印刷も写真の通りの仕上がりで透け感が良好です
加工時は静電気に注意が必要ですが、扱いやすさも備えています
おすすめ用途例:
DMや案内状の“おしゃれなカバー”として
招待状の表紙や巻き紙、封筒の中敷きに
パンフレットや作品集での重ね使いによる演出効果
包装紙やタグなど、透け感を活かしたブランディング素材に
※繊維が短いゆえに折加工を加えると背割れすることがあります!


厚さ・連量と用途
ラインナップは23.5kg〜84kgと幅広い
丈夫で破れにくく、実用性にも優れています
- 41kgは同人誌などで遊び紙としてもよく使用されます
- 75kg以上:透け感のある名刺など

紙の風合いと色展開
しっとりとした表面と美しい透明感が特長
色は無色透明に近い「白」1色展開
デザインや印刷物の下地を引き立てる、引き算の美学が活きる紙
透けた向こうに見えるものを意識した“見せ方の工夫”が楽しめます
トレーシングペーパーは原料を細かく砕くことで作られます。
その工程で繊維が短くなったために高密度になったので助けるような紙になります。
ちなみに繊維が短くなったことによる弊害もあります!!
それは繊維が短いと折加工に弱く、折った箇所が割れてしまうという現象です。
まとめ:こんな方におすすめ
招待状やDMなどに上品な印象を加えたい方
透ける紙を使ってデザインの演出効果を高めたい方
重ね使いや包み紙でこだわりを伝えたいブランド担当者
高品質なトレーシングペーパーを探している方

株式会社立川紙業
五十嵐 広治(いがらし こうじ)
日本洋紙板紙卸商業組合 認定「紙営業士」
株式会社立川紙業/ECサイト「紙もっと!」管理人
紙とともに育ち、紙を愛し、紙の魅力を伝えることを仕事にしています。現在は、株式会社立川紙業にて以下を中心に活動中
・ECサイト「紙もっと!」の企画・運営
・コーポレートサイト/ブログの制作・更新
・InstagramやyoutubeなどSNS運用による情報発信
全国の印刷会社・デザイナー・個人ユーザーに向けて
紙の楽しさ・奥深さを日々発信しています。